人生の幕引きって・・・結構あっけなく来るかな？
削れていく生命を繋ぎ止めることなんて誰にも出来ないもんだよね

・・・・・・・僕の人生って本当に有意義だったのかな？

今となってはもうわからないよ

僕がいなくなって悲しむ人なんて・・・いないよね

痛い・・・　　つらく切ないほどに痛い
苦しい・・・　息もできないほど

これからどうなるんだろう
この先どれくらい道があるんだろう

時間が欲しい　強さが欲しい
欲しいものはいくつもあるのに
それを掴むことが出来ない自分

カラダノカケラガハガレテイク
ボクガスコシズツナクナッテイク

それでも心は残るのかな・・・

大空に翼を広げよう　
誰にも邪魔されないあの広い世界へ

でも僕の背中には翼が一つしかない
飛びたくて気持ちが抑えられないのに
羽ばたくことさえできずに
あの遠い空を見上げている

僕のはぐれた翼はどこにあるの？
泣いてる？それとも・・・

遠くから聞こえる声がする
「いつまでもあなたを待っています・・・」

刻（とき）がまた過ぎる
小さな部屋で横たわるだけの時は過ぎ　
自らの足で歩き出す

残酷な天使が身体に刻印を埋め込む
決して拭い去ることの出来ぬ黒い印（しるし）

男はそれでも歩き出す
逆らうことの出来ぬ未来への階段を
光溢るる世界へ向かうために

ずっと笑っていたい
ずっと幸せでいたい

そんなことばかり思っていた過去の自分
すぐ傍に必要としていたものはあったと
いうのに見過ごしていた日々・・・
手を伸ばしてみてももう届かない大切な刻（とき）

振り返りたい？
振り返れない

戻りたい？
戻れない

ならどうすればいい？
笑って前を向いて生きていけばいい

わたしはわたしのままで
あなたはあなたのままで
自分に素直に生きればいいんじゃないかな？

肩の力を抜いてにっこり笑って鏡をみてごらん？
ほら、君の本当の笑顔が見えるよ
そうやって生きていきたい